意識を外してフォームを直す

「アスリートの科学」に何か修正したい部分が有った時に、その箇所を直そう直そうと思い過ぎず、少し違った場所の修正に意識を置くことで、元々直したかった箇所を直すということが書いてあります。

これを「意識を外す」と表現されています。ただアスリートの科学では野球の例が出てくるので、マラソンのフォームを直そうと思ったら、自分でどう意識を外すのか考えないと行けないんです(笑)

私自身も答えを持ちませんが、例えば、
走っていて右に傾いて走る癖を直したい時、どう直せば良いでしょうか?

自然に考えれば、右肩が下っていたら、右肩を上げる、左肩を少し下げて見るとかでしょうか。
意識し過ぎるとフォームが益々、ぎこちなくなってしまいます。

意識を外す。肩に意識を置かないで肩の傾きを直す。

腰高を意識し、頭は天上から吊られたように真っ直ぐ、15mぐらい先の正面を見続けるように走ってみる。

左右に傾いている時は頭も左右に動いていますから、視野も左右に振れているはずです。ただ人の体は出来が良く、脳内で視覚の揺れは吸収してくれます。
手ブレ補正のカメラと同じですね。実際は揺れているけど補正しているので揺れているように見えない。

ビデオで撮影して見て気づくわけです。
真っ直ぐあたまを維持する事に意識を置いて腰高に走れば、左右の振れも直るかもしれません。

意識を外すことを考えて色々と試すのもランニングの楽しみかなと思います。

一方、視覚の虜と言うのもありますよね。自分の悪いフォームを見て、あ~こんなフォームで走っていたの?
もう少しマシかと思っていた(笑)。
それ以降、自分の悪いフォームが頭から離れなくなり、直そうと思って余計にぎこちないフォームになってしまう。
視覚の虜であり、呪縛です。

もう少し、意識を外すことを考えて見ましょうか。
腕振りでどうしても腕を大きく左右に振ってしまう。女性の場合、女の子走りでおじさんから見ると、とても可愛いです。セクハラ発言じゃ無いですよ。可愛いものは可愛い。でもマラソン的には少し無駄ですよね。

もっとも4スタンス理論では左右に叩きつける腕振りは存在します(ポーララドクリフ選手)。

それは置いて置いて、腕振りを真っ直ぐコンパクトに振るには?

これは肘を後ろに引くを意識するのですが、腕振りからも少しだけ、意識を外して見ましょうか。

肘を振る時、前腕部が脇腹を軽く擦れるように動かして見る。真っ直ぐな線を引きたい時に定規を当てるのと同じですね。
真っ直ぐ肘を引きたいので脇腹を定規にしてみる。

肘と脇腹に意識を置くことで、左右に腕を振る癖から意識を外して直す。
あまり強く擦ると痛いですけどね(笑)

意識を外す。発想が柔軟で体の仕組みが良く分っていないとできないことかもしれません。普通の指導者と名指導者はこの辺りで分れるかもしれませんね。普通の指導者はフォームや動きの悪い所が指摘できる。これはこれで凄いですけど。
名指導者は直すポイントを指摘し、さらに意識を外した方法も教えることが出来る。野球の野村監督、口は悪いけど、意識を外し直す指導がずばりと出来るやはり名監督だと思います。

ガチ練も楽しくおしゃべりジョグ練も楽しいですが、フォームをああだこうだと言い合って盛り上がる練習会なんかも楽しそうですね。あ、視覚の虜にならないようにもしないと(笑)
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プロフィール

たのくる

Author:たのくる
埼玉県在住の市民ランナー。50代後半、男性。
Author名の由来:ランニングで楽苦しいのが好き?
2012年11月、つくばで初サブ3を達成。

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