ランニングダイナミクスその1

GARMINの620J、630Jや920、最新の935では、ランニングダイナミクスと呼んでいるランニングフォームについてのデータを採取出来るようになっています。
まず、各種データをGARMIN630Jのマニュアルといいよネットの正誤表から拾うと。
各数値は5段階で良い悪いが載っています。
以下、最良、良、並、悪、最悪の順

ピッチ数:1分間の歩数(左右合せた物)
183spm<
174~183
164~173
153~163
153>

脚の長さやランナーのタイプにも寄るけど、ダニエルズさんは180を推奨している。理由としてはピッチ数が多い方が着地衝撃が小さくなるから。
またランナーそれぞれで好みのピッチ数が有るとも。 好みのピッチ数の前後で多少の増減は有ってもあまり変わらず、ストライドでスピードを変化させるランナーも多いかもね。
私の場合は両方変化するタイプ。
フルマラソンの場合は190~195で走っていますが、閾値走では200辺り。Eペースでは、190未満、緩ジョグだと180以下。

上下動:身体の上下動(cm)
6.4>
64~8.1
8.2~9.7
9.8~11.5
11.5<

小さい方が上方向への跳ねるような無駄な動きが無く、着地衝撃も小さいと思うので、6.4cmを最良としているようです。
もっとも身長が高いランナーと低いランナーで差が出ても当然なところもあり、620J では表示されなかった次の上下動比が導入された。
上へ跳ねなくても着地時に沈み込みの動作が入ると上下動は大きくなると思われる。

上下動比:身体が上下に動く比率
ホームページを見るとストライドと上下動の比率との事。
<6.1%
6.1~7.4
7.5~8.6
8.7~10.1
>10.1%

ストライドに対しての比率でリーズナブルだと思う。上下動が多いのは着地衝撃面、無駄な動きで良くは無いが、空中浮遊時間にも関係するため、一概に小さければ良いとは思わない。空中飛翔時間が長いとその分、ストライドは伸びる。
極端な話、脚を地面に擦るように走れば、上下動は小さくなるが、その分、ストライドは伸びない。

620Jでは表示されない。計測したデータを累積して平均上下動比を計算していると思われ、平均ストライドと平均上下動で手計算すると微妙に違うが目安にはなる。←630J データで手計算しました

接地時間:脚が接地している時間
<218ms
218~248
249~277
278~308
>308ms

221msは惜しいね。
別の記事にも書いたが、接地中が唯一、推進力を得ている時間。空中飛翔中は楽だが、慣性の法則で空気抵抗を受けながら(従って僅かに減速しながら)、前に進んでいる。
接地時間が推進力では有るが押す力と時間の積。時間が短くても強く押すのと、長くてもゆっくり押すのでは得られる推進力は同じ。
長く接地していると滞空時間は短くなる。
1歩の時間=接地時間+滞空時間

例えば、ピッチ数180の場合、一歩の時間は
60000ms/180=333ms
接地時間が221msだと、滞空時間は112ms。
もっとも長く浮いて入れば良いかと言う物でも無いが短い接地時間はその分、浮遊時間を稼げて、空気浮遊でのストライドの伸びと言うメリットが有る。
その分、着地衝撃も大きくなる事も起こるので、バランス。

私の場合はペースに寄って接地時間は変化するタイプ。速いと短く、ゆっくりだと長い。理由としては重心真下へ踏みつける速さの違いと思われる。

GCTバランス:左右の接地時間バランス
50.0%と50.0%が最良でこれに近い方が良い。
>52.2% 悪い
50.8%~52.2% 普通
50.7%~50.0% 良い

この数値は言うまでもなく50、50が左右差が無く、良い。
私の場合は左が短く、右が長い。
昨日の閾値走では左48.9%、右51.1%
と普通。
速く走ると差が小さくなる傾向が有るが、速く走ると接地時間が短くなためと思われる。自分で走っている分にはあまり、左右差を感じ無いのだが、左足首を痛めていたり、結果としてなのか、原因なのか分からないが右脚の筋肉量が多い事なども影響しているかも知れない。

では実際に測った例を幾つ取り上げると
まずは実戦データ、620J時代だが、最新レース。
ランニングダイナミクス2017年古河はなもも
42.32km 04'02/km 1474kcal ←この距離だと実際には04'01/km
平均心拍数 150 HRmax 87.2% ←max172
最高心拍数 157 HRmax 91.2%
平均ピッチ 195
最高ピッチ 215
平均上下動 7.5cm
平均接地時間 188ms
平均ストライド 1.28m
トレーニング効果 3.6

1歩の時間は、307.7ms、飛翔時間は、119.7ms。
手計算上下動比=5.85%

最近のEペース走(一部サブ3ペース)
ランニングダイナミクス
20km:04'27/km 761kcal
平均心拍数 141 HRmax 81.9%
最高心拍数 159 HRmax 92.4%
平均ピッチ 185
最高ピッチ 205
平均上下動 8.7cm
平均上下動比 7.1%
平均接地時間 190ms
平均ストライド 1.22m
平均接地時間バランス 48.6%/51.4%
1歩の時間は、324.3ms、飛翔時間は、134.3ms。

ランニングダイナミクス閾値走
5.6km:03'47/km 158kcal ←少な過ぎ
平均ピッチ 201
最高ピッチ 213
平均上下動 7.4cm
平均上下動比 5.6%
平均接地時間 175ms
平均ストライド 1.32m
平均接地時間バランス 48.4%/51.6%

速いペース順に並べると
平均ピッチ 201 03'47/km
平均ピッチ 195 04'01/km
平均ピッチ 185 04'27/km
平均上下動 7.4cm
平均上下動 7.5cm
平均上下動 8.7cm
平均上下動比 5.6%
平均上下動比 5.85%(手計算)
平均上下動比 7.1%
平均接地時間 175ms
平均接地時間 188ms
平均接地時間 190ms
平均ストライド 1.32m
平均ストライド 1.28m
平均ストライド 1.22m

まあ、だから何よなんですけどね。
平均上下動比を6.0%以下にすると良い感じでしょうか。
それと、左右接地時間バランスも50%づつに近づける。

まさかの続く。
明日は、あやたさんの分析編か。
震えて待て(笑)

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非公開コメント

分かりやすい解説ありがとうございます。
分析、震えながら楽しみに待ってます。
みんなが、たのくるさんに分析してもらおうと、ランニングダイナミクスをブログに載せ出したら面白いですねw

たのくるさんが解説すると単なる数値の羅列も面白く感じるから不思議です。
私はいつも左足ばかり故障するから、左右差はかなりあるんでしょうけど、具体的な数値として見てみたいですね。
買わない(買えない)けど(笑)

あやたさん

あやた編、書きました(笑)
当て嵌まらない気もしますが少しでも参考になれば嬉しいです。

ハロさん

お久しぶりです。
いつものように長々と書いているだけなんですけどね(笑)
その内、ハロさんとまた飲みたいですね。
プロフィール

たのくる

Author:たのくる
埼玉県在住の市民ランナー。50代後半、男性。
Author名の由来:ランニングで楽苦しいのが好き?
2012年11月、つくばで初サブ3を達成。

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