年齢別VDOT対比表

今日はダニエルズさんの3Eでの目玉というべき、年齢別男女別のVDOT対比表です。
VDOT自体は絶対値であり、VDOT=55と言うと、男も女無く、また年齢に関係なく、VDOT=55ならフルマラソン2時間56分1秒の走力。そういう定義です。

絶対値の表であるため、従来のダニエルズさんの表はシンプルでした。
ダニエルズさんの表

それ自体は変わらないのですが、追記されたのは、若い男性のあるVDOT値が、女性だとどのVDOT値、あるいは年齢が上がった時にどのようなVDOT値と同等だと考えられるかという比較表です。いわば、走力レベル相対表というべき物。
次の表がそれです。オリジナルでは、1600m走のタイムとそのVDOTを18歳から58歳まで男女それぞれで表にして、1600mのタイムもそれぞれ記載されています。
示した表は、私の手打ち表でVDOTのみとしました。
クリックで拡大。
VDOT年齢別比較VDOTONLY

表の見方ですが、ダニエルズさんは18歳から38歳までは年齢による変化なしとして、その男子のVDOTを基準にしています。走力レベルは1から10までで1と2が初級、3,4,5が中級者、6,7,8がGoodと書いていますが上級でしょうか。9,10がエリート。
同じレベル(縦列)を下がって行くと年齢が加算されていきます。隣は女性。自分の年齢と持ちタイムからのVDOT値で表のどこに該当するか探してみて下さい。VDOT値が判らなければ1600mを全力で走り、ダニエルズさんの計算機に入力して下さい(笑)。

一つ例を挙げると、18歳から38歳でVDOT=50.0のランナーは、中級、レベル4に該当します。
同等と考えられるのはそのレベル4のランナーたち。同じ年齢なら女性は44.6。50歳男性なら、VDOT=39.4が同等。

もっとも冒頭に書いたように、VDOT=50は50であって、フルを3時間10分49秒の走力なんですけどね。
昨日の記事でも男女比がありましたが、この例で言うと、女性VDOT=44.6(=フル3時間34分)と同等。
男性50歳のVDOT=39.4(=フル3時間59分)と同等。

この表は1600mでの表ですから、フルで同じとは限りませんが目安にはなりますね。
自分のVDOTで見てみると、今VDOT=55あるか判りませんが、フル2時間56分、55として55歳なのでGood、レベル8に該当。
38歳以下だとVDOT=70.0と同等と言うことになります。VDOT=70はフル2時間23分10秒。
まあ、そんなランナーと同等ということは無いのですが、38歳のVDOT=70のランナーも走力維持だけだと、55歳になると2時間56分でしか走れなくなるということでしょうか。練習次第でしょうか。

この場合の走力の定義がややこしいですが。2時間23分の走力をずっと維持したまま55歳になったらVDOTはどう計算するのでしょう、70から55に落ちて同等として15落ちるのに17歳。約1年で0.9落ちる。VDOT=85に相当するでしょうか。
VDOT=85はフル2時間1分。逆算は変な計算ですね。38歳以降は同じタイムを維持するだけで頑張っていると言えそうです。

実際のところ、こういう表を見せられても自分のVDOT自体が変わるわけでもなく、フルのタイムも2時間56分と変わりないのですけどね。
若くて高いVDOTを持っている人は今後もそれなりに努力して出来るだけ走力を維持、向上しようとするでしょうから、同等走力維持で年齢相応に落ちるわけでもないと思います。

一方、年齢的な衰えは39歳以降から始まって、1年で0.9ポイントか0.8ポイント弱、同じような練習をしていると落ちて行くということも現しているのかと思います。歳を取ってくると昨年の自分に勝つのが難しくなるのは特に50歳を過ぎると実感するところです。
まあ、私の場合、52才から記録狙いで走っているのですが、30代、40代の記録は無く、52才から丸3年以上続けて記録も伸びが鈍り、加齢による減衰を感じますね。
39歳以上のランナーが、それに打ち勝ち、昨年度と同じタイムを維持することは、18歳から38歳のランナーが走力アップしたのと同じ努力をしたと言うことになるのかなと思います。

若返りようがないのであまりうれしくない話題なんですが、現実に目を逸らしても仕方なく、受け入れつつも努力するということでしょうか。速さを誇り偉そうにしている若いランナーが居たら、おっちゃんの年齢になるとこんなに衰えるんよ、頑張りやと言ってあげましょうか(笑)。まあ、言いませんけどね。
そもそも偉そうにしている人には近づかないしね。

この表の使い方としては人と比較してもあまり意味は無いと思いますので、やはり昨年の自分とどうか?ですね。
昨年のVDOTを表に当て嵌めて、今年のVDOTがどうかと比較。凋落率と比べてもっと落ちていたら、加齢以上に走力は落ちたかも。現状維持や凋落率以内なら頑張って踏み留まった。怪我とかあれば一時的には落ちますしね。
昨年よりVDOTが上がったら、超頑張ったと自分を褒められますね(笑)。

凋落率ですが、どのレベル、どの年齢でも基本は-0.9で時々、-0.8となっています。50歳以上は加齢が加速する感触を持っているのですが、ダニエルズさんの年齢別表では一律なんですね。
加齢による低下傾向は確かに個人差、練習量で大きく変わりますし、あるレベルのある年齢のランナーが練習を続けていたら、一年で0.9づつぐらいでVDOT値が落ちるというところかと思います。ダニエルズさんが広く集めたデータであり、詳しい説明自体は3Eの中にも記載されていませんが、統計的には目安になる数値なんだろうなと思います。

もっともこの表自体は、冒頭で書いたように1600m走のタイムによるVDOT値です。加齢によるスピードの衰えは体感するところですが、フルマラソンという経験値もものを言う競技でも加齢による凋落の影響はあると思いますが、それをカバーするテクニックというものもあり、この表と同じではないかとも思います。3Eでもフルマラソンタイムでの年齢別表は載っていなかったですね。

また走り始めて、記録狙いに転じて年数が浅いランナー、例えば3年以内とかなら年齢を重ねても記録を伸ばしVDOT値を向上させることが出来るでしょう。鍋倉教授の指導経験では、20代、30代なら10年、40から60代で始めて5年ぐらいは記録は伸びるそうです。

加齢によるパーフォマンスの低下は生理学的にも起こっているのですが、一旦、故障等で落ちた走力も故障から回復し、再び練習を積み重ねることで取り戻すこともできます。歳だからと諦めた時点でそこまでかなと思います。
歳を取ると今まで出来ていた練習が疲労回復が遅れて出来なくなったりすることも走力が徐々に落ちていく要因かなとも体験的に思っていることですね。

以前にも書きましたが40代ならまだまだ伸びますし、50代も練習の工夫、頑張り次第で記録を伸ばせると思います。
限られた時間の中で如何に効率良く故障少なく練習するか、それを模索して3Eなどを読んでいるんですけどね。
興味が無ければ英文の本、読みませんから(笑)
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ジャンル : スポーツ

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40代ならまだ伸びますに勇気をもらいました!
これからも頑張れます!

走り始めて2年ですが、若い人が走っているのを見ると、この頃走っていたらどうだったのかなあ? と考える事は良くあります。
若くなれるわけではないので、とらたぬですが、若さにまかせて走れるってのは羨ましいと思うこともありますよね。

たまさん

40代は実際、記録を伸ばしている方も多いですし、まだまだ伸びると思いますよ。
一方、衰えも始まっているのは確かですけどね。
それにも増して練習を積めば伸びるんだと思います。

ひこさん

確かに、もう少し早く始めていたらなあと思うこともありますね。でも若い頃は若い頃で他の事に熱中していましたからね(笑)。
まあ、良いですかね。
ひこさんはまだ2年なのでまだまだ伸びますね。
プロフィール

たのくる

Author:たのくる
埼玉県在住の市民ランナー。50代後半、男性。
Author名の由来:ランニングで楽苦しいのが好き?
2012年11月、つくばで初サブ3を達成。

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